レバリッジで選ぶ
レバリッジとは取引上の証拠金倍率のことです。レバリッジを上げれば、当然のことながら大きな取引ができるので、現在ではFXの醍醐味となっています(2010年8月にレバリッジ上限の規制が始まります)。
しかしながら、倍率を上げれば勝った時の利益のみならず、負けた時の損益も大きくなります。また、レバリッジを上げると、ロスカット(口座にマイナスを生まないための強制決済)に合う確率もあがります。
例えば、口座内証拠金2,500円、レバリッジ400倍でドル円を1万通貨買うなら、おそらく業者にもよりますが、12銭から20銭レートが下がっただけで強制決済されることでしょう(この場合1,200円から2,000円の損失)。もちろん、一瞬で運用資金を倍にできる可能性などもあるので、レバリッジとはすごく魅力的な要素ではありますが、勝利に拘るなら、あまり大きすぎるレバリッジでの運用は避けるべきです。結局のところ、自身の取引幅を狭めるだけでギャンブル染みた取引に終わってしまします。初心者の方はレバリッジを選択する時点で、あるいは口座残高における運用率を決定する時点で、既に取引の勝率と損益額をある程度限定していることを意識すべきです。
ただし業者選択の際には、レバリッジの低い業者が勝ちやすい業者ということにはなりません。むしろ、取引の幅を広げるためにも、ある程度大きなレバリッジが組める環境が必要です。というのも、始めから低いレバリッジで運用幅が限定されていると、少しの逆行で身動きが取れなくなり、その損益を別のポジションで挽回させるような手さえ打てなくなるからです。
総合的に賢い取引を考えるのであれば、レバリッジの最大率についてはある程度ゆとりのある業者を選び、実際に取引する際には、資金の○○%くらいまでの注文に抑えるというマイルールを設定するのがベストだと思います。
ここでは、様々な需要を鑑み、レバリッジの最大率に焦点を当ててランク付けを行っています。資金の運用率は自身で決めることです。くれぐれも大きすぎるレバリッジ取引に慣れすぎないようにしてください。
高レバリッジを設定できるFX業者
順位 | 業者名 | レバリッジ | スプレッド | 取引通貨 | 通貨ペア | 手数料 |
FXオンライン | 〜700倍 | 0.9銭固定 | 1万通貨 | 68 | 無料 | |
ヒロセ通商 | 〜500倍 | 0.7銭固定 | 1,000通貨 | 16 | 無料 | |
FXブロードネット | 〜400倍 | 0.5〜0.9銭 | 1,000通貨 | 24 | 無料 | |
みんなのFX | 〜400倍 | 0.7銭固定 | 1,000通貨 | 16 | 30円/1000通貨 無料/1万通貨 |
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MJ | 〜400倍 | 0.8銭固定 | 1,000通貨 | 32 | 30円/1000通貨 無料/1万通貨 |
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フォレックス・トレード | 〜400倍 | 0.8銭固定 | 1万通貨 | 14 | 無料 |